- 2007/09/25 火
- ポッドキャストをつくる(Mac版)
さて、録音して編集してできあがった音声をポッドキャスト用のファイルに書き出しましょう。
いよいよ完成です。
ポッドキャストの音声ファイルは、iPodやオーディオプレイヤーで普通に聞かれている音楽と同じファイルです。
ただし、いくつか形式があり今回は一番普及している「MP3ファイル」にします。
というわけで今回はポッドキャストを作る上で、知っておくと良い「音声形式」についても簡単に説明します。 少々めんどくさい話ですが知っておけばこの後役立つことウケアイです。
■ビデオで解説
■音声のファイルは実はたくさんある
PCや携帯でダウンロードする音楽。その音声ファイルには実はいくつかの種類があります。
一番有名なのは「MP3」聞いたことがあるでしょう?iPodを中心に広がっているのは「AAC」。拡張子(ファイルの「.」
より後ろの文字)は「m4a」です。
この二つがメジャーですが、他にもイッパイ種類があるのです。
いずれもファイルのサイズが大きすぎる元の音を圧縮してサイズを小さくするのですが、その圧縮の方法がいくつかある。というわけです。
まったく圧縮しない元々の音声の形式は「WAV」や「AIFF」。当然音は良いのですがサイズが巨大。しかし、
ポッドキャストなどを作る際はこの形式で編集をするのが通常です。
■今回は「MP3」にしましょう。
GarageBandで制作した音声をファイルとして書き出す場合は「m4a」でしかつくることができません。
「m4a(AAC)」形式はそのままポッドキャストとして配信することができます。また良い点もいくつもあるのです。
- 音がよい(一般的に同じサイズならAACの方が音がよいと言われます)
- 拡張ポッドキャストができる(前回紹介した「拡張ポッドキャスト」はAACでのみ可能です)
今回は「m4a(AAC)」から「MP3」形式に変換します。そのワケは
- iPod以外のオーディオプレイヤーでは対応していない場合がある
- WEBページ上で聞くタイププレイヤーでは対応していない場合が多い
というわけで、「ひとりでも多くの人に聞いてもらう」という点を考慮して今回は「m4a」のファイルをさらにMP3にします。
そこを気にしないなら「m4a」での配信するのも良いと思いますよ。

■GarageBandから書き出す
GarageBandからファイルを書き出すのは実にカンタンです。ですが設定を少しいじりましょう。
この後「MP3」に再度変換するので少しでもいい音で書き出しておこうというわけです。
「GarageBand」から「環境設定」を選びます。

「書き出し」を選んで「オーディオPodcast設定」から音質を選びます。
まあここは色々考えずに「音楽Podcast」か「高音質」を選んでください。で、OKです。
あとは、メニューの「共有」から「iTunesにPodcastを送信」を選びます。
あとは自動的に作業開始。
じっと待つだけです。
■iTunesで変換
しばらくすると自動的にiTunesが起動します。
こんなカンジですでに登録されていて再生が始まるかと思います。
この時点であなたの音声は「m4a」ファイルとしてできあがったわけですね。
さて今度はこれをMP3ファイルにするわけですが、iTunesは音楽を聴くだけでなく、変換もできるのです。
MP3に変換するには設定が必要です。
■iTunesの設定を行う
まずはiTunesのメニューから「環境設定」を選択します。
開いたウィンドウのメニューからまず「詳細」をクリック。そしてその下から「読み込み」をクリックです。
ここで読み込み方法を決定します。

「読み込み方法」は迷うことなく「MP3エンコーダ」です。

さてその下の設定ですが、ここは一番下のカスタムを選びます。上の3つはやや高音質すぎるのですね。

ここで音質を設定します。
■音質の決め方は悩ましい
「サンプルレート」はとにかく「44.100khz」。ステレオモードは「ジョイントステレオ」でキマリです。
問題は「ステレオビットレート」です。バリバリ活躍するポッドキャスターのみなさんもそれぞれ違います。 番組の内容や考え方でもちがうのですね。
ちなみに数字が大きいほど音質は良いけどサイズも大きく、小さいほど音質は悪くなるかわりにサイズも小さくなります。
128kbps(以上) 当然音はキレイ。音楽もCD並で楽しめます (PCで聞く分には)。音楽番組向き。
96kbps 聞き比べるとちょっと悪いという感じ。音楽では聞き比べると差がわかります。
64kbps FMラジオよりっぽい感じ。トーク中心では良く使われてます。
56kbps 喋りも明らかに少し膜が張ったような聞き心地に。
32kbps 少しAM風になってきます。
ちなみにBonchicastは「80kbps」、もう一つのパウエル朝刊は「64kbps」で配信しています。 色々覚えたくない方はとりあえず「64kbps」くらいを選んでおきましょう。
設定したら「OK」で閉じます。
Windows版でこの変換について詳しく説明しています。興味ある方は見てください。
■ MP3に変換

あとは曲名あたりを「contorol」を押しつつクリックするとメニューが現れますから、「選択項目をMP3に変換」
を選択で変換が始まります。

できあがるとこんなカンジ。
同じ名前のファイルが2つ並んでいます。下の方がMP3に変換したモノです。


先ほどと同じく「contorol」キーを押しつつクリックで出てくるメニューの上に「情報を見る」があります。確認してみましょう。
こんなカンジで種類やフォーマットを見ることができます。
ほらこれでできあがりです。
お疲れ様でした!
■そのファイルの場所は?

できあがったファイルの場所 は同じウィンドウの下の方に書いてあります。
この順番通りHDDを開いていくとありますよ。ちょっと階層が深いですが。
■できあがったらアップロード!
これで完成です。さっそく公開しましょう!
ビデオは後ほどアップしますが以前解説していますのでこちらをご覧ください。
もちろん公開するサイトをお持ちでない方対象です。Bonchicastも公開している「ケロログ」での公開の仕方です。
まずは何も考えずバンバン配信しちゃってください!楽しいから!
| *・ポッドキャストをつくろう -4:ちょっと補足-(録音のコツ)
・改めて「ポッドキャストとは」
・手近な機材で録音しよう (ボイスレコーダーなどで外で録音)
・変換するソフトで音は違う?
・録音お悩み相談室
Comments:2
- ちん 2007/09/27 15:57
-
どうもです!
ああ書籍なんかもないですかねえ。少なくともGarageBandでポッドキャストをつくる情報はWEBでも点在していて実は私がよくわかんないんです(笑)
こんなのでも誰かのお役に立てばいいなあとは思うんですけどねえ。 - bun 2007/09/25 08:06
-
おはようございます。今回も知らないことだらけで(笑)ありがたく拝読しました。
最近iLifeとかGarageBandの本ってどんなのがあるんだろうと某世界最大のオンライン書店で検索してみたのですが、あまりに日本語の解説書が少ないのにむちゃくちゃ驚きました。こうなるとなおさらウェブでマスターまでの道のりを記録しておくって他のみなさんにとっても大変ありがたいことなのですね。
いやあ今さら気づきました(笑)。
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- Macでつくるポッドキャスト「ファイルの書き出し」 from HOLLOWDAY - Podcast "Bonchicast" ちんのけものみち。