- 2009/06/12 金
- 気になるニュース

というわけで目黒寄生虫館に行って来ました。
見に行ってきたぜギョウ虫をよ。
AirBonchiやBonchicastを昔から聞いている方ならご存じかもしれませんが、kaoruさんと盛り上がっていた寄生虫館。
思えばkaoruさんは、寄生虫大好き少女のようでありましたが、今や立派な「寄生虫大好きママ」
になったかと思うと感慨深いです。し、ちょっと気持ち悪いです。
それはいいんですが、その盛り上がった時、実はあまりに昔だったのですっかり記憶がアイマイだったんです。
機会があればもう一回ちゃんと見ねばならない。そのチャンスは今なのでございます。
折しもしとしとと雨は降り続き、実に寄生虫っぽい日曜日。
しかも、ここは目黒。インフルエンザ的にもホットな場所。
とはいえ日曜日。
家族と愛する人たち、およびまともに仕事している人たちのための休日なわけです。
好き好んで寄生虫に休日を当てるのは、よっぽど孤独か、もてない男子か、三度の飯より寄生虫を食べるのが好きな人に決まってます (完璧な偏見)。
やがて見えてきたのは、平面はこじんまりとしてますが地上6階の意外とでっかいビル。
ここにギッシリと寄生虫が詰まっているのかと思うと、
それだけでもコワくておしっこジャンジャンちびりそうですよ!
ま。実際はここの1階と2階だけだったんですけども。



中は静かで狭いです。ええ。でも寄生虫なんでちっこいですから。この狭いワンフロアにも何億でも放し飼いできるわけで(イヤすぎ)。そんでもって、意外とシンプルなのがおしゃれっぽい。
ヤヴ ァイ。わくわくする。ワクワクするっ!
なんかわくわくする空間です。
整然と並んだ寄生虫の標本は、人間のみならず動物に寄生するものまでガッチリフォロー。おなじみ腐ったイカソーメンみたいなギョウ虫から、
寄生虫界のスーパースター、エキノコックス、見たこともない巨大な寄生虫まで。
特に魚系に寄生するヤツはどれもビジュアルも強烈で、あなたグニュグニュして気持ちわりーですし、 魚のあごを突き破って出てくるヤドリムシ系もエイリアンぽくてこわい。
病気の症例写真などもたっぷりで、じっくり見ているとなんかあちこちがカユくなるすばらしさ。
さりげなく、置かれているノミやシラミや蚊のフィギアが、寝るときに抱きしめていたいのもヤブサカではない具合です。 日本語は明らかにヘンです。
慣れてくると、ああ人間だけじゃないなあ。田舎だけじゃないなあ。あらゆる所に生命というのは、 生きるためにそこにいるのだなあと深く感慨にふけったりもします。
ま。この方達のせいで割合死んだりもするんですけど。
にしても生命の神秘を感じずにはいられません。
人間でも内臓だけでなく、皮膚の表面に寄生したり脳にまで寄生するのもいるそうで、なんかもうこのあとマック行けないカンジ。
それにつけても事前の偏見たっぷりの予想に反して、来ている方のカップル率というか同伴率というか非常に高いです。 確かにここはデートスポットでありました。
仲むつまじく手をつなぎ、複雑な形で絡み合いながら寄生虫の標本をきゃあきゃあ言いながら眺めている様は、
どっちが寄生虫
なのかわからないくらい。死んだダチョウから採取されたフィラリアのようです
(すごくかわいそうな表現)。
すごくいいなあ。と思いました。ちょっと気持ち悪いけど、 そんな二人の小腸にも8.8mのサナダムシが宿らんことを。と願わずにはおられません。
お目当てのご丁寧に少しモコモコと盛り上がったサナダムシをフューチャーしたTシャツや、 寄生虫ポストカードをたんまり買い込んでホクホクと帰りました。
Tシャツもこったデザインで何種類もあるし、こんだけ見れば寄生虫の本の1冊や2冊はほしくなります。
もう全部ほしいくらいすばらしかった。
外に出ると雨は少し強く降っていて、急にふっとクールダウンいたしました。きっと、 あまりに濃ゆくて脳みそがアッツアツになっていたのでしょう。
ああ、僕は一人じゃないのだなあ。そう思っているだけで、実は体内には多くの寄生虫がいて一緒に生きているのだなあ。 そう思うと少し寂しくなくなりました。
うそですけど。
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- 目黒寄生虫館、魅惑の博物館。 from HOLLOWDAY - Podcast "Bonchicast" ちんのけものみち。