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はやぶさ見てたらテレビってって思った。

 

2010年6月13日、22:51くらい。小惑星探査機「はやぶさ」が7年の歳月を越えて大気圏に再突入しました。

ニュースなんかでも結構話題になっていましたけど、ネットではニコニコ生放送とUstreamで管制室の中継と和歌山大学チームがオーストラリアで上空を中継したものあたりが、ライブで多くの視聴者を集めました。

で、上がその和歌山大学の中継録画。
この小さな光が途切れ途切れの中で数十秒、画面を走る瞬間の感激、そして盛り上がりと来た日には。この後出てくるであろう、写真や映像に比べてほとんどちゃんと見れてはないのですが体験した人はきっと私と同じように、歴史的瞬間だあ。と悦に入ったはず。

最初はニュースなんかで2003年5月に地球を出発して、名前も聞いた事ない3億向こうの小惑星「イトカワ」に軟着陸。ふーんてな具合で聞いていたものですが、その後トラブル続きで奇跡的に3年遅れで帰ってくるなんてドラマチックな逸話を聴いてじわじわ盛り上がり、今日感動の帰還となったわけですね。そりゃあ、感激します。

ところが、コレテレビではどこもやらなかったのですね。

民放もNHKもNHK BSもです。ま、ワールドカップですから。その特集ばっか、ならいいんですが「若者はなぜ消費しないか」なんて、別に後でもよかろうよ。みたいないことやってんのね。

馬鹿じゃなかろうか。

と、断言したいです。くだらなくて役に立たないテレビが大好きな私は残念でしょうがない。見てみたらすげえ面白かったのでさらに。実際、歴史的意義!という、だけではないです。

ニコニコ生放送は早々に入場制限(いっぱいいっぱい)で、どうやら20万人以上が試聴したそう。管制室の状況をタンタンと中継しているだけのライブでさえ6万5000人を越えて見ていたのだそうです。

しかも、やれあそこなら見ることができるらしい、ここなら少しは快適なんて言いながらかなり「努力」して見ていた人数でもありますので、かなりの人が見たがっていたというわけです。

人が見たいものはガツガツ拾ってしつこく取り扱うテレビともあろうものがなんということ。

「やー、テレビを見てるような(程度の)人には生で見るほどには興味がない」という、上からの目線での理解もあるかもしれません。いやいや、少なくてもその程度のテレビ脳な私は見たかったですし、見たくも無いものをドラマチックに盛り上げて意味ありげにするのがテレビの得意ですから。実際、知るほどにドラマチックですしね。

特番とか、衛星中継とかいろいろなくても速報でも入れればそれっぽいのにね。

なんだかテレビってそんなカンジなんだけどな。事情があってできないにせよ、価値がないと思ってやらないにせよ決定的にテレビは、少なくとも自分が見たいものを見る媒体じゃなくなったのかもね。と改めて寂しく思った次第です。

と、今Twitterのタイムラインをちらっと見たら「ネットの大勝利」なんて言葉が踊っていたりして。うー、そっちもそっちでお寒いなあ。と。

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