- 2005/10/26 水
- ポッドキャストをつくる > Audacity

いよいよ今回でAudacityの「カンタンな」説明も一旦終了です。
「カンタン」っていうのもAudacityはまだまだ機能がたくさんです。 ポッドキャストに使える機能もあるのですがこれ以上細々説明するとやる方も萎えるというものですね。
すでに十分使いこなせるように(なっていればいいっすねえ)なった皆さんですから、 いろいろとイジって遊んでみましょう。
ちょっとわからないなと思ったら「 ポッドキャストをつくる アーカイブ」 で他のソフトなどと絡めて色々説明してますからもしかしたら役に立つかも。併せて参照してみてください。
今回は「MP3の書き出し」にからめて、「設定」の説明と補足事項について説明していきます。
「設定」が最後ってのもちょっとヘンですが、まあこんな流れがわかりやすいかな。 とか思ってですね。
それでは張り切って参りましょうかっ!(自分を鼓舞しています)。
■「書き出し」の前に
「MP3」で書き出してしまえばそのままポッドキャストのファイルとしてアップできますし、「WAV」で書き出して再編集するもよし、 他のソフトでさらにしあげても良し。もうゴールは目前です。
その前に。
設定をしないといけません。だってビットレートもサンプリングレートも決めてませんのでね。 Audacithyは事前に設定しておく必要があります。ここではこれだけ設定しておけば大丈夫っ! という最低限の設定を説明しておきましょう。
「設定」は上の画像、「ファイル」→「設定」 (画像では隠れていますが一番下です)にあります。
左のようなパネルが開きます。
ここでよくあわてるのですけど、このパネルにはタブ(楕円の赤丸) が9つあります。ところが左のように3つしか表示されてなかったり4つしか表示されて無くて「ないっないっ」 と焦るわけです。
ひっじょーにわかりにくいのですが隠れてます。
右上の▲で表示させてください。
バッカバカしいようですけど誰しも一度や二度は経験あるんですってば(私だけ?)覚えておきましょう。
さて、本題。
■MP3で書き出せるように設定
さて最初に「lame_enc.dll」 をインストールしてMP3に書き出す準備をしましたがAudacity側にその場所を教えないと使えません。 もちろんWAV形式で書き出して他のソフトで変換してもいいのですけど、せっかくですから直接MP3で書き出せるようにしましょう。
その設定は「ファイル形式」というタブをクリックしましょう。

一番下に「ライブラリ検索」とありますのでクリック。
「lame_enc.dllを捜しますか?」と出てきますので「OK」です。
右のように「ファイルの場所」からプルダウンで「ローカルディスク(:C)」→「WINDOWS」 を開きます。
一回検索して発見していれば「lame_enc.dll」が見つかるはずですからクリックしてOK。
これで使えるようになっているはずです。
■ビットレートとサンプルレート
このタブの中で書き出しで特に設定しなければならないのは2つだけです。
「ファイルフォーマット」と「クオリティ」です。


ビットレートとサンプルレートについて詳しい説明は「ポッドキャストをつくろう -6:iTunesで変換-」で説明しています。 まあビットレートは高いほど音は良いけどファイルが大きくなってダウンロードするのがかったるくなる。 と理解しておけばOK。
最近では48k、32kくらいの低ビットレートがグッと増えたような気もします。
ポッドキャストサービスでは1ファイル5メガまでと決めている所も多いですし保存できるサーバーの容量も限られてますから、
トークだけなら問題なしということが分かってきたというのもあるのでしょうね。
ここらはやりながら変えても大丈夫ですからあまり難しく考えずに。
サンプリングレートは「44100Hz」以外にする必要なしと言っておきます。
22050Hzもよく使われますがプレイヤーによっては再生が上手く行かない場合もありますのでもうこれ固定。
これで「OK」で大丈夫です。
ハイ。お疲れ様でした。
■編集の前にファイルをコピーする?
ついでに「ファイルフォーマット」の上にある「編集の前にファイルをコピーする」ですが。
簡単に言えば元ファイルを編集しないでコピーを作成して元ファイルが壊れないようにするものです。
Audacityに限らずこれをチェックしておけばファイルが壊れる心配がありません。
Audacityは「非破壊式」 という編集方法をとっているのですがこの場合ごくごく希にファイルを壊してしまう場合があるためですが、 心配でしたら最初にコピーする時間がかかりますがチェックしておくと良いです。
■その他のパネル
その他のパネルでは「インタフェイス」
タブも説明しておきましょう。
最初に書いた「慣れてきたら英語に変えましょう」は、ここで設定します。
なにしろ日本語にすると英語表記まで化けたりするので、英語の方が使いやすいかも知れませんね。
「言語」で「English」を選んで 「OK」そして一旦Audacityを終了して再起動すればOKです。
上の方のチェックボックスは最初のままで問題ありませんが、使い慣れたらカスタマイズしたらいいですよ。 例えば最初は再生すると再生位置に併せて画面がスクロールしますが、これをスクロールしない設定にもできます(編集などする時に使うかも)。
「キーボード」「マウス」タブも一度見ておくと良いでしょう。
いくつかショートカットキーなどを紹介していましたが、 ここでショートカットキーとマウスアクション全部を一覧できます。また、 ショートカットキーは自分でよく使う機能を変更したりもできます。
バシバシ編集したい人はショートカットキーは便利。慣れたら活用すれば効率はグッとあがりますね。
後はまあ、追々慣れたら眺めてみるといいかな。くらいですかね?
■補足:ツールパレットの使わないボタンは?
以上でAudacityで覚えておきたい操作はすべて説明しました(と、思いますがどーでしょう?)。
さてサンザンお世話になったツールボタンですが、実はまったく説明しなかったボタンが2つあります。
エンピツマークは「Draw」ツール、「*」は「マルチツール」
です。
「Draw」は波形を直接編集できるツール。お絵かきを書くように波形を直接書いてしまいます (正しくは修正)。超細かい編集で使用しますが皆さんはあーんまり使用することはないと思います。ということでスルーしました。
波形をぐんぐん拡大すると右のように点々が現れます。これをエンピツで直接いじるわけですね。
興味ある方は試してみるとおもしろいかも。プロやセミプロの方はよく活用しているようです。
「マルチツール」はちょっと便利かも。
これを選択するとカーソルを置く場所によって、
今まで説明したツールパレットのそれぞれの機能が切り替えることなく使用できます。

大体こんなカンジ。
それぞれカーソルを持っていくとカーソルの画像がそれぞれのツールの形に変わるのでわかります。便利そうでしょう。
虫眼鏡ツールでひとつ説明を忘れてましたが、一番左のスケールのあたりで拡大縮小するとスケールが拡大縮小されます。 簡単に言えばトラックの表示がタテにのびるというカンジです。
というとても便利な「マルチツール」ですが、意外と使いにくかったりします。 結構置き場所が微妙で間違った操作になってしまって途中で何がなにやらわからなくなったりして。
上手に使えるようなら便利ですけどねー(私はダメでした)。
長々と続きましたが以上でとりあえず終了です。
Audacityをまったく使えない状態から使おうと思って結構何度も投げた経験から、 日本語でわかりやすい説明をきっとほしがってる人がいるに違いないと思って始めましたがいかがだったでしょうか?
間違いも多いと思うんです。なんせ私もシロートですから。しかし思った以上に喜んで頂いた方からのメールもいただいて嬉しかったです。
というわけで、 皆さんもガンガン使って開発者に感謝しつつ無料でポッドキャストをガンガン作っちゃいましょう。
なお、アップロードやその他の情報は「ポッドキャストをつくる」を併せて読んでみてください。
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- 最強のフリー編集ソフト「Audacity」その5 -最後は「設定」と補足- from HOLLOWDAY - Podcast "Bonchicast" ちんのけものみち。