- 2005/07/19 火
- ポッドキャストをつくる

さて、いよいよ録音です。
録るだけなら簡単なソフトはいくらでもあるんです。例えばWindows標準の「サウンドレコーダー」でもOKです。でも今回の目標は
ちょっとだけ加工もした
ファイル作成ですから、今回は国産のフリーソフトでは操作が簡単で色々遊べる「SoundEngine Free」を使用します。
「SoundEngine Free」はCycle of 5thがフリーソフトとして公開している高機能サウンド編集ソフトです。2ch(要はステレオ)なので音を被せたりなどはできないのですがエフェクトからマスタリングまでほぼ完璧にこなしてしまいます。カンタンに言うと「SoundEngine Free」では
生放送のように音楽を鳴らしながら音声を録音する。ことに向いています。
後々マルチトラック編集(音と声を別々に被せたり編集できる)を使う時の素材用にも最適です。
今回はSoundEngineを使用しますが、マルチトラック編集がしたいって方は定評のあるフリーソフトとしてAudacityをオススメしておきます。Mac/Winクロスプラットフォームで最近メニューを日本語化されさらに使いやすくなりました。
プラグインを追加するとそのままmp3ファイルを作成できるのですが、今回はmp3はiTunesに変換をまかせてWAVの編集を行います。
今回も全く知らない方でもわかるようがんばってみますので(まず自分がシロウトなので)興味のある方は続きをどうぞ。もちろんすでにそこらがわかってる方は今回もパスしてください。
■まず手順とファイルの説明
ポッドキャストを配信するためには音声ファイルを「mp3」形式にしなければなりません。
今回「SoundEngine Free」(以降は「SEF」とします)で作成するファイルは「WAV」。これは音声ファイルでもキホンの形式で、まあ「素」の形式と思ってください。音質はいい代わりにサイズがでっかくなります。
ので、保存する際にはハードディスクの空きサイズにも注意。
今回の「SEF」の初期設定の「44100Hz,16bit ステレオ」で保存すると大体1分で10メガくらいになります。で、これをmp3に変換するとグッと小さくなるわけですね。
今回はエフェクトをかけず音楽と音声を録音してファイルを作るところまで行きましょう。
■インストール
SoundEngine / Cycle of 5th > ダウンロード
http://www.cycleof5th.com/download/index.htm
こちらからあなたのPCの適当なフォルダに「sefree2945.zip」ダウンロード。圧縮していますので解凍してください。
WindowsXPのユーザーなら特に解凍ソフトがなくても、「ファイルを右クリック」→「すべて展開」でOK。解凍したフォルダが同じ場所にできます。
以上です。これだけでもう使える準備はできました。
■起動と各部説明

フォルダを開くと左のアイコンがありますのでそれをクリックです。
SoundEngineが起動します。

とりあえず画像が大きいのでサイズ節約と位置がわかりやすいようモノクロにしました。実際に起動してみてください。
とにかく高機能ですので後々付属の丁寧なヘルプを見てもらうとして、ここでは録音に最低必要な部分だけ説明します。マニュアルの名称と一部違うのですが、まあわかりやすいように書き直したりしています。
・操作部
上の●は「録音」、下は左から「最初から再生」・「再生」・「停止」・「リピート」
これはわかりますね。
・波形表示部
この部分に録音した音声の波形が表示されます。すでに録音したファイルを再編集するときはファイルをこの部分にマウスでドロップすれば開きます(メニューの「ファイル」→「開く」もおなじ機能です)。
音の大小を波形で表示するのでわかりやすいですね。上がステレオの「左」、下が「右」です。
最初は全体を表示していますが、細かい編集などの時は上の「+」「−」で拡大、縮小ができます。
・レベルメーター
リアルタイムで音声レベルを表示します。再生中は再生音量、録音中は録音音量です。
常にこのエリアの赤い部分を時々出たり入ったりする状態だと、最適な音量という目安になります。
・モニターボリューム
以前紹介した「ボリュームコントロール」の「WAVE」部分を操作します。ようするに、再生音量の調整です(音声ソースの調整ではありません)
■さっそく録音してみましょう
さあ、録音してみましょう。
マイクを接続してコントロールパネルを録音できる状態にしましょう。
マイクが準備できたら
録音ボタンをクリックです。録音用のパネルが開きます。
このパネルも色々機能があるのですが、最低限だけ。
「録音」「停止」はわかりますね?[CLOSE」ボタンは録音が終了したらパネルを閉じるためのもの。
で、赤丸で囲んだスピーカーアイコン「モニタ」ボタンを必ずクリック。
これでレベルメーターがリアルタイムに音声のレベルを表示します。
「モニタ」ボタンをクリックしてマイクに向かってなにか喋ってみましょう。レベルメーターが上下に動くはずです。
もしまったく動かない時はコントロールパネルの設定が、前に紹介した通りになっていない可能性があります。それと多いのはマイクジャックがきちんと奥まで差し込まれていない場合もあります。
マイクの音量が小さいな。と感じたら「ボリュームコントロール」の「マイク」で音量を調整しましょう。
問題なければまずは練習で、「録音」ボタンをクリックしてさっそくしばらく喋ってみましょう。終わったら「停止」そしてパネルを閉じます「CLOSE」。
あなたの喋った音声の波形が生成されますよ。
■音声レベル
生成された波形は最初は一覧(最初から最後まで)表示されています。つまり時間が長ければその分圧縮して表示されますので見え方は違うかもしれません。

さて今録音した音声を再生してみましょう。
で頭から再生します。気になる部分など途中は、波形の聞きたい場所をダブルクリックか、クリックして
ボタンで再生します。
再生しながら右のレベルメータを確認しましょう。
デジタル録音は限界を超えるとすぐに音が割れてしまいます。かといって小さいと聞き取りにくいです。
本当はこの「SEF」は後で音量が調整できるのですけど、録音の時点で最適にしておくのがベストです。小さい音を大きく調整するとノイズも大きくなりますしね。
最適なのはレベルメーターが赤い部分に出入りするくらいです。波形でいうと上のように上下一杯に広がっているのがベスト。限界を超えると波形が▲ではなく台形になるのです。これを目安に録音するといいですね。
これだと小さすぎるわけですね。一目瞭然。
■BGMを入れて録音してみましょう。
さあいよいよBGMを入れて録音してみましょう。
生放送のDJ気分ですね。
ここではジングル的に頭だけ音を少し入れてあとはBGMなしで行きましょう。それでも十分だと思います。
今回は音楽再生用プレイヤーはとりあえずiTunesとしておきます。
まずは録音しなければあなたのどんな音楽でも構いませんし、フリー音源でもいいです。喋らずに鳴らしてみましょう。
録音パネルを出して、レベルメーターが上下すればOK。動かない時は「録音コントロールパネル」が「マイク」にチェックが入ってないか確認しましょう。
ここではあまり細かい説明は不用ですね。
1・音楽をスタート
2・iTunesのボリュームを下げる
3・喋る
という手順です。
音楽が鳴っているまま喋ればBGMになりますね。
この音楽と声のバランスは色々やりながら試してみてください。音楽は少し小さすぎるかな?というくらいまで下げるとちょうどいいぐらいになる。かも。面倒なら一回ボリュームを下げきって(フェードアウト)喋ればいいでしょう。
ここは楽しんで色々試してみましょう。
注意をひとつ。途中で「ぽーん」とかチャットの呼び出し音なんか鳴ると一緒に録音されますので注意です。
■ WAVファイルを作成しましょう
さて録音が終了したら、さっそくWAVファイルにしてみましょう。
細かい調整は今回は後です。まずは一回録音して聞いてみましょう。
「SEF」上部の「ファイル」から「名前をつけて保存」です。
適当なフォルダを選んで、適当に名前をつけて保存してください。
しばらくまつと指定の場所に、今録音したファイルができています。
このWAVファイルをもう一回「SEF」で開いても良いですし、iTunesで聞いても良いです。
とにかく一度聞いてみましょう。思い通りに録音できていますか?
まあ、こればっかりは色々試して見るのが一番。何度もトライしてみてください。
というわけで今回は録音してファイルを作成するまで。
次回は「SEF」を使って、例えば咳払いを削ったり、エコーをかけたりする編集と、良い録音ができるコツもできれば。
先は長いですが、一通りやればカンタンになります。ということを祈りつつ(涙)。
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Comments:4
- ちん 2006/07/25 19:06
- 多遠野さんいらっしゃい。ありがとうございます。お役に立ってうれしいです。つくるのに早すぎるなんてないですよ?やりながら上達すればいいじゃないってかんじです。それを聞いてまた「あ、これなら俺にもできる!」って他の人が始めたりするんですね。だし、技術が上達するより楽しいお話できるほうがずっとすばらしいですよ。がんばってください。
- 多遠野 2006/07/25 14:33
-
初めてこのレコーダを使ったのですが、直感的で使いやすいですね。
こちらの説明を読んだら、簡単にできました。
有難うございます。
ただ、MP3の扱いの方法がなかなかわかりにくいので
このように初心者向きに説明があると助かります。
私が作るにはちょっとはやすぎるから。 - jent 2006/02/11 12:03
-
ありがとうございます。
PodCastができそうで夢みたいです。
ご親切な説明ありがとうございます。 - ちん 2006/02/11 05:47
- jentさんいらっしゃい。できそうですか?それはよかったです。何か分からないことでもあったらお問い合わせください。今後の記事の参考にもなりますしね。楽しいポッドキャストできたら教えてくださいませ。
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- ポッドキャストをつくろう -3:SoundEngine Freeで録音- from HOLLOWDAY - Podcast "Bonchicast" ちんのけものみち。