2004年11月09日

ミスドのスケッチをするプラクティス(なにいってやがる)

ただいまミスタードーナッチュなのであります。チュってなんだ。
一通り業務が終了したのでその足で、経費を精算すべく集計をばしております。経費関係はきちんと集計しないと相当ソンするということに最近気づきました(遅すぎ)。どーりでメシが食えんはずですたい。このまんまメールで報告してしまおうとおもいたったのです。

郊外ですので近所にミスドくらいしかなくって、やむなく入りました。
本屋と併設した小さな店でありますね。今はカウンターの端でポンデ黒糖とアメリカンが目の前にあります。モチモチしてスキですポンデリング。んなこたどーでもいいんです。

私は今リアルタイムですぐ目の前にいるカップルについてレポートをしようと思うのです。
大変興味深いのですが、割合ちいさなおもしろさですので帰ってからでは忘れてしまうこと間違いなし。

ただいま、福岡地方は気が狂ったように暖かいのです。あ、おかわりですか。ハイお願いしますね(いちいち書かなくてよろしい)。昨日今日はなんだか9月くらいの暖かさで、今日も私ロンTにカット地のブルゾンを羽織っているのですけどそれでも汗ばむような陽気でございますね。

目の前のテーブルのカップルはですねえ。男はなんちゅうかそうですねえ知性をたたえたジミー大西といった風情で(どんなんだ)あか抜けないというか。大きなブロックチェックの色あせたアカグロっぽいシャツにこれまたかなり履き込んだジーンズ。で、女の子は金っぽいハイライトが入った髪にマジックで描いたような睫。いわゆる109系のファッションなんです。この手のアンバランスなカップルはこちらでは非常によく見られる光景ではあります。

問題はですな。彼女の着ているモノですがこれがアナタ真っ白なハーフコート、どーもダウンが入っていそうな真っ白なコート。しかも大量に首の回りにはこれまた真っ白なファーがついております。ちなみにブーツもファー付きの長靴みたいなブーツなのですよ。まあ冷蔵庫に入れっぱなしのバニラのアイスキャンデーに霜がついたようなカンジです古いわ!

いかにも暑い。

脱げばよさそうなのですが彼女はどうも脱ぐわけにはいかないようなのです。さて。

先ほどトイレから出たときに一瞬脱いだのですがしたはほとんどチューブトップに細いヒモがついたようなセクシー路線でして、背中はかなり露出気味、しかも黄色にスパンコールでロゴまではいっている派手なモノ。

今時な女の子なら平気そうなモノですが、どうやら彼女は見かけによらず周囲への視線も配慮するタイプの様子。なんせ周りはヒマそうなおばはんとか老人ばっかですからね。ちょっと雰囲気にそぐわないと思ったのでしょう。もうひとつあるのです。暑いのでちらっとコートの前を開くと、ジミーちゃん目が鋭くなって一瞬クビがぬっと前に出るのです。獣っぽいというかどこかで見た宇宙人のようというか。台無し感あふれる形ではあります。さりげなさを装ってもそこはそれ、汁出てるカンジ(下品)。すると女の子はさりげなくまた前をビシッと閉めるのです。

ちら。
ぬっ。
ぴた。
ちら。
ぬっ。
ぴた。

会話はどうも探り合うような初々しいものなのですが、行動はかなりせっぱ詰まった丁々発止の激戦が行われているのです。

どうやらこの2人はまだつきあってそれほどの時間はたっていないよう。漏れ聞こえる会話に「○○って知ってる?」みたいな内容が多くまさに探り合いというところ。最近は人の幸せを素直に喜べるようになりました。もしかしたらあきらめているのかもしれませんってほっといとくれ。

でも、わかりますねえ。
女の子は買ったばかりのコートを着て会いたかったのですね。かわいいこと。

いや、一般的に家を出るときの予想気温と実際の気温の差が通常プラスマイナス3度までが、許容範囲とするならば、買ったばかりの服はプラスマイナス5度までは許容して着てしまいたいものです。

それにしても本日は気温が高すぎた。彼女、ここ一番の失策を後悔しているに違いありません。

周囲への目と、彼氏のあまりにも夢が壊れるちらぬっぴた攻撃。苦しんでいるに違いありません。
それにつけても派手な見かけと違って彼女は、ずっとオーセンティックな可愛い性格ではないですか。がんばれ彼女っ彼女がんばれっ。あ、おかわりはもういいです。ヒマなんでしょうか。かなりしつこく店員はコーヒーをすすめるのです。おかわりがイヤならさっさと帰んなということでしょうか。

私は今、静かだが狂おしいまでの愛と気温の狭間で苦悩する一人の女性の戦いを目撃しているのです。

二人は尽きることない他愛のない会話と裏腹の厳しい激戦を重ねています。しかし彼女はもうそろそろ、ドラスティックな解決策を講じなければ限界ではないかと思います。あ。コーヒーちょっとこぼしちゃった。店員が大声で「だいじょーぶですよー」と叫びながら、ぞうきんをもってきてふいてくれました。ありがたいけど声大きすぎ(涙)。おばちゃん連中がウフって声を上げました。ユルセンっ(わなわな)!

私もちょっと興奮していたのでしょう。てかそろそろ帰らないといけない時間になっております。
大人としては若干膠着状態にあるこのカップルの幸せを願ってそっと去るべきでしょうか(ていうか、ハタからみたらこっちが変態)。

うーむ。あ。あ。
動きがっ。彼女はちょっと金色がかった長い髪を急にバサバサと何度も払い始めました。もしや。これは自分の髪をウチワ代わりに使うという、持てる者だけが使いこなせるうらやましい手法でしょうか。やはり育毛に励んだ方が良いでしょうか。やる。彼女はやるっ(ていうかいい年してどうか俺)。

違います。脱ぎました。いや脱ぐと言うより着たままちょっとずらして二の腕あたりまでズリおろしているのですっ。ローブをゆるく羽織ったハリウッド女優のようです。ああその手があったかっ。

しかし折衷案のハズが結果的に余計セクシーではないのでしょうか。

ジミーちゃん釘付け。もはや顔が胸の真ん中あたりまで降りてきております(人間ではない)。
彼女は明るくハハハと笑っております。

ああ素敵だ。若いカップルはこうして大人の階段をまたひとつ上ったのですね。
結論としてはセクシーだ。かえろ。


(史上最大に意味がない内容であることを自覚しております)

Trackback on "ミスドのスケッチをするプラクティス(なにいってやがる)"

このエントリーのトラックバックURL: 

"ミスドのスケッチをするプラクティス(なにいってやがる)"へのトラックバックはまだありません。

Comment on "ミスドのスケッチをするプラクティス(なにいってやがる)"

Post a Comment

コメントする
(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿者情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •  
このエントリーに返答があったらメールで知らせる: