2005年05月06日
ラッパー慕情
最近優秀なるコメンテーター諸君と「インベーダーゲームと3色セロファン」 について議論していたのですが(くだらない)、そんなやりとりをしていて一人、昔の仲間を思い出しました。
「ラッパー」と呼ばれる彼は(ま、例によって私が呼んだのですが) いわゆるデザインというか編集というかまあ色々やっていたのですが、昔の職場で一緒に仕事をしていました。
一度、〆切が直前に迫ってだかで彼の仕事場に行ったことがあって、その時の衝撃が彼を「ラッパー」と呼ばせしめたのです。
乱雑な部屋の真ん中にでかいデスクとひときわ輝くモニタ。
さすがです。輝きがひときわ違う。違う。ん。ちがすぎる。
近づいてみると、
ナナオのモニタがサランラップでくるんであるじゃあないか。
モニタのラップ包み。
しかもピンと貼ってシワひとつない見事な張り。実は前面だけなのですがサランラップとテープで見事なラッピングです。
彼曰くヘビースモーカーなので、すぐに画面が曇るからさあ。300円で何度でも張り替えられるし。と。なるほどー。 液晶時代の今ならすぐに保護シートを買い込むあなたにも教えてあげたいという所でしょうか。
驚いたのはそれだけではないのです。彼はまさにラップに魂を売った男。 なんでもラップでくるむわけでありますね。
リモコンの類はすべて見事なラッピング。
使ってないペンの類もセットにしてラッピング。
ビデオの3本セットもセットにしてラッピング。
原版みたいのもラップで上下に挟んだり。
きったないデスクの上に印刷した書類を乗せるときもラップをサッと広げてデスクにかけたり(これは手品のようでした)。
またそのいずれも張りの素晴らしいこと。ピーンと貼ってまるでガラスのような鏡面仕上げ。
彼にちょっと感嘆した顔を見せればもうサランラップを語る語る。
海外旅行には中くらいの一本もって行くと便利とか、車のヘッドライト(パーキングだったかな)がぶつけて割れたときもサランラップとか、
しまいにゃケガした時の非常用にもサランラップ巻くといいとか言い出した日にゃあ
「つくんなっ!」と突っ込みましたが(ところがコレも実用的なんだそう)。
極めつけは地震でなんか窓ガラスが割れたときも入れ替えるまでサランラップを貼っていたというものすごさ。 窓ガラスって。
その数々の発言を裏付けるように天井近くの棚には業務用の横長のサランラップが山積みに。しかもクレラップでもマルキョウラップでも (マイナーすぎ)ダメで「サランラップ」に限るのだそうです。厚さが違うのかな。今は知らないけど。
その仕事をしていたきりなんですが、懐かしいなあ。彼は今も元気かなあ。
最近なんだかトミに大昔の知り合いと引き合わせられるように会う機会が多いこともあって、なんとなく昔のメールアドレスに 「お元気ですか?サランラップは活躍してますか?」とダメモトで送ってみました。
すると一日後にメールが帰ってまいりまして。元気なようです。
そんでもってサランラップは相変わらず活躍しているようで「液晶ディスプレイも使っているので今こそ大活躍です」と、
想像通りの事が書いてあって笑ってしまいましたぜ。
思い出した。その仕事がいよいよ終わって打ち上げの宴会で、私が無理矢理彼に「ラッパーなんだからラップ芸もしなくっちゃ」 とサランラップ巻き付けたりもしました。
長門裕之。よく似てたよな。
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