2005年06月17日
「Land of the Dead」でイキイキライフ
- tin
- 03:15
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もしかしたら皆さんウスウス気づかれているかも知れませんが、私はB級のホラーとか好きです (バレてっか)。
特に好きなのはゾンビです。
今でこそさすがに落ち着きましたが、ミニシアター系のアッタマ痒くなるような映画(例えば青山真治)
をじっくり見た後に口直しに軽く「サンゲリア」みたいな。
まあ「まだ見ぬフレッシュな新人監督発見」とか「くだらなさを斜めに見て楽しむ」「血がゴアゴア出る」 とか色々言い訳を多種用意しておりますが(言い訳になってないかも)、単純にゾンビ映画がコワい。 というのが基本です。
ゾンビって怖い。死んだものが生き返るというのが生理的に怖い。
それはそーですが、
私が生理的にイヤなのは「死ねなかった恐怖」なのだと最近気づいたわけでございますね。
そう言えばこの前「タイガー&ドラゴン」でもやってましたが、中学生のころ「粗忽長屋」
という落語をNHKの中継で小さんかなんかがやってるのを見て笑ったけど夜うなされたなんて経験もありました。
あれもゾンビっちゃゾンビな話。
死の恐怖より死んだはずなのに死んでない。死ねない恐怖っていうのが私生まれつきコワいようです。
するとあれですか。私「ゾンビ目線」で映画見てるんでしょうか。感情移入しにくそうだな。

ま、映画というメディアとして見ても自分たち以外全員ゾンビ。という考え得る限り最高位に近い絶望的状況というのも映画的といえばこれほど映画的なジャンルもなかろう。という少しお利口さんな言い方もできますが、この嗜好ばっかりはあんま明確にするとちっともモてません。
そのゾンビ映画、ホラーブームに乗っかって密かに復活しておりますね。
「バイオハザード」でハッキリ復活し(4作目は舞台が東京らしいです)、
トレインスポッティングのダニーボイル監督なのでちょっとオシャレなサスペンス映画みたく宣伝して、
実はぶっちゃけゾンビ映画の「28日後」、
そしてついにゾンビがイキイキと描かれたリメイク「ドーン・オブ・ザデッド」(参照:あなたのトラウマ、私のゾンビ。)、
そのパロディのバカゾンビ映画「ショーン・オブ・ザ・デッド」。
この先にはチョウユンファが主演した異色のゾンビウェスタン「THE WRETCHED」など見事な状況です。
そしてついに「ゾンビの父(イヤな父だ)」ジョージ・A・ ロメロ自らの手になる新作「ランド・オブ・ザ・デッド」がついに公開されるようです。これは事件です。 ま、私だけですが。
この手の映画だけを丁寧に追いかける姿勢がさわやかな「ZONBIE手帖」という、 なんとも叙情的なタイトルの情報ページでその進捗状況を得ることができます。ま、ひとことで言えば「死霊のPalmFan」 ですか。
リメイクされた「ドーン・オブ・ザデッド」のイキイキと走る快活なゾンビが「ビジネスとはスピードです」 と言い切る成長著しいベンチャービジネスとするならば、「基本に戻りましょう」とノタノタう”~う” ~言いながらゆっくりやってくるゾンビはスローライフ的。まさに新旧の激しいバトルをこの目で見ずにはおられませんでしょう。
予算も大幅にオーバーして一時完成が危ぶまれたのですが、「リング」 はじめジャパニーズホラーの人気に増額も成し遂げついに完成したようです。
私は必ずやこの目で確認したいと思います。そして「死ねなかった恐怖」に怯えたいのです。
ゾンビはまた頭蓋骨をコリコリしてくれるでしょうか、 そしてうっかり死に損なった悲しい末路を今回もバリバリ見る羽目になるのでしょうか。
もうちょっと生きていける気がします(変態だな)。
■George A. Romero's Land of the Dead
http://www.landofthedeadmovie.net/
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